あなたは伐採と言われて、どんなシーンをイメージしますか。
山の中で大きな木を切り倒すシーンを思い浮かべる方もあれば、住宅街などで伸びすぎた高木の枝葉をチェーンソーなどで切り取るシーンをイメージする方もいるかもしれません。
林業における伐採は大きく分けると、その目的に応じて主伐・間伐・除伐に分けられます。
建材や家具の材料などとして利用するために、出荷できる状態まで育った木を切り倒すことは主伐と呼びます。
いわゆる、山の中で木を切り倒す作業です。
間伐とは山林において、木の間引きをする作業を指します。
良質な木を育てるために、木々に当たる日射量を調整し、数本のうち1本を残すなど、土壌環境を健全に維持する目的のために一部の木を伐採するのが間伐です。
除伐は育てたい木の成長を阻害する木を伐り出すことで、病害虫にやられた木などを伐採します。